WordPress多言語化コラム

多言語サイトで翻訳しないページや用語を管理する方法

多言語サイトでは、すべてのページや言葉を翻訳すればよいとは限りません。翻訳しないページ、除外したい要素、商品名や専門用語の訳語を管理する考え方を整理します。

公開日 2026-08-06

多言語サイトで翻訳しないページと用語集を管理する画面のイラスト

多言語サイトを運用するとき、つい「できるだけ多く翻訳する」ことに意識が向きがちです。

しかし実際には、翻訳しない方がよいページや、訳語を固定した方がよい用語があります。

たとえば、フォーム、決済ページ、会員向けページ、法的な表記、商品名、サービス名、専門用語などです。

これらを何も考えずに自動翻訳すると、表示確認の手間が増えたり、意味が変わったり、ユーザーに誤解を与えたりすることがあります。

この記事では、多言語サイトで「翻訳しないページ」と「固定したい用語」をどう管理するかを整理します。

すべて翻訳すればよいわけではない

多言語化では、翻訳対象を増やすことよりも、どこを翻訳しないかを決めることが重要になる場面があります。

翻訳しない方がよいページの例:

  • フォーム送信ページ
  • 決済ページ
  • ログイン後ページ
  • 会員限定ページ
  • 管理者向けページ
  • 法的な日本語原文を優先したいページ
  • 一時的なキャンペーンページ
  • 翻訳すると誤解が生まれやすいページ

これらのページは、翻訳そのものよりも、表示崩れや意味の変化、確認工数の方が問題になることがあります。

多言語化を始める前に、まず翻訳対象にするページと、対象外にするページを分けておくと運用しやすくなります。

フォームや決済ページは慎重に扱う

問い合わせフォームや決済ページは、通常の情報ページとは違います。

入力項目、確認画面、エラーメッセージ、同意文、決済導線など、ユーザーの操作に直接関わる要素が多いためです。

翻訳時に注意したい点:

  • 入力項目の意味が変わっていないか
  • 同意文や注意書きが正確に伝わるか
  • エラーメッセージが分かりやすいか
  • 決済や申込の条件を誤解させないか
  • 表示崩れが起きないか

特に、料金、契約、個人情報、返金、解約に関わるページでは、翻訳結果をそのまま公開せず、人の確認を挟む方が安全です。

商品名やサービス名は訳さない方がよいことがある

商品名、サービス名、会社名、ブランド名は、翻訳しない方がよい場合があります。

たとえば、日本語のサービス名を無理に英語へ訳すと、正式名称と違う表記になってしまうことがあります。

訳さない方がよい可能性があるもの:

  • 会社名
  • 店舗名
  • 商品名
  • サービス名
  • プラン名
  • 機能名
  • キャンペーン名
  • 商標に近い表記

これらは、翻訳するかどうかを最初に決めておくと、ページごとの表記ゆれを減らせます。

専門用語は用語集で管理する

専門用語が多いサイトでは、同じ日本語でもページごとに違う訳語になることがあります。

たとえば、次のような分野では訳語の統一が重要です。

  • 医療
  • 士業
  • 製造業
  • ITサービス
  • 教育
  • 不動産
  • 観光
  • EC

同じ言葉がページごとに違う訳になっていると、読み手が混乱します。

用語集で管理したい項目:

  • 元の言葉
  • 推奨する訳語
  • 翻訳しない言葉
  • 言語ごとの表記
  • 補足説明

用語集は、翻訳品質を完全に保証するものではありませんが、表記ゆれを減らすための重要な土台になります。

Translate Craftの用語集画面。専門用語や商品名の訳語を登録して表記ゆれを防ぐ
用語集で専門用語・商品名の訳語を固定し、表記ゆれを防ぐ管理画面の例。

翻訳しない要素も決めておく

ページ全体ではなく、ページ内の一部だけ翻訳したくない場合もあります。

たとえば、次のような要素です。

  • 商品コード
  • 型番
  • SKU
  • 住所
  • 電話番号
  • 固有名詞
  • 表の一部
  • 法的な注記
  • 管理用ラベル

これらが翻訳されてしまうと、かえって分かりにくくなることがあります。

多言語サイトでは、ページ単位の翻訳対象だけでなく、要素単位の除外も考えると運用しやすくなります。

Translate Craftの除外設定画面。ページや要素単位で翻訳対象から外す設定ができる
ページ・要素単位で翻訳対象から除外できる設定画面の例。

更新時に除外設定と用語集を見直す

多言語サイトは、公開して終わりではありません。

新しい商品、サービス、キャンペーン、記事が追加されるたびに、翻訳対象や用語も増えていきます。

更新時に確認したいこと:

  • 新しいページを翻訳対象にするか
  • 翻訳しないページに追加するものはないか
  • 新しい商品名やサービス名が増えていないか
  • 用語集に追加すべき言葉はないか
  • 表示崩れが起きやすい要素はないか

最初に設定して終わりではなく、運用しながら少しずつ整えることが大切です。

Translate Craftで確認できること

Translate Craftでは、既存のWordPressサイトを前提に、翻訳対象ページ、対応言語、用語、除外設定を管理しながら多言語化を進めるための構成を用意しています。

管理画面では、次のような確認ができます。

  • 翻訳対象ページ
  • 対応言語
  • 翻訳状況
  • 用語集
  • 除外設定
  • 利用状況

契約前に、操作デモ、管理画面スクリーンショット、マニュアルで利用イメージを確認できます。

初回のお問い合わせでは、WordPressログイン情報、APIキー、パスワード、秘密鍵は不要です。

まとめ

多言語サイトでは、すべてを翻訳することよりも、翻訳するものと翻訳しないものを分けることが重要です。

特に、フォーム、決済ページ、会員ページ、法的表記、商品名、サービス名、専門用語は慎重に扱う必要があります。

翻訳しないページや要素を整理し、用語集で訳語を管理しておくと、運用時の混乱を減らしやすくなります。

現在の翻訳ツールで、不要なページまで翻訳される、用語が揺れる、更新時の確認が大変だと感じている場合は、まず対象ページ、除外したいページ、固定したい用語を整理してみてください。

Translate Craftでは、操作デモとマニュアルを用意しています。管理画面でどのように用語集や除外設定を扱うかを確認できます。

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料金、対応言語、操作デモ、既存翻訳ツールとの違いなど、一般的な質問を受け付けます。

導入に向けた相談

自社サイトでの利用、乗り換え、対象ページ数、言語数、初期設定について確認します。

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管理画面と操作デモで利用イメージを確認したうえで、お問い合わせください。

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